1. BIMの現場活用について
  2. 業務の効率化
  3. 建設業界における新たな仕事環境の創出
  4. 今後の取り組みについて
  5. 業務内容

BIMの現場活用について

IMG: BIMの現場活用について

【主な入力・編集作業】
・基本モデリング(設計図ベース)
・モデルチェック
・施工計画モデル加工
・プレゼンテーション用モデル加工
・部分詳細モデル作成
・施工図化

業務の効率化

鹿島との業務連携を行う上で、以下のシステムを利用することで、高効率な在宅業務を可能にしました。

IMG: 業務の効率化

ArchiCADのチームワーク機能

BIMモデルの入力・編集作業を円滑にするためにArchiCADのチームワーク機能があります。
ArchiCADには、BIMサーバという製品がバンドルされており、BIMサーバの機能であるTEAMWORKを利用することで最大30名が同一のBIMモデルにアクセスして同時作業ができます。
この図のようにArchiCAD上で同一のモデルを開き、各々が担当する作業エリアを確保することで、同一のBIMモデルに対して作業を行うことが可能です。

Global BIMの構築

グローバルな規模でのBIMモデリング体制を構築するにあたり、BIMの共通プラットフォームとしてのTEAMWORKが必要になり、2013年4月より、クラウド上にBIMサーバを設定し利用を開始しました。顧客をはじめ複数企業にまたがるプロジェクト関係者間でBIMデータの共有・管理が可能になった世界初のシステムです。

建設業界における新たな仕事環境の創出

IMG: 建設業界における新たな仕事環境の創出

今後の取り組みについて

IMG: 今後の取り組みについて

建築業界全体の労働力不足×政府が目指す女性就業率増加への取組み=BIMママ(建築業界経験者の主婦・育児休業者)の活用

「BIM systems」(鹿島とアライアンス契約済)は、建築知識を持ち、SOHOや個人事業主として独立した多数のBIMママたちと個別契約をします。そして鹿島は「BIM systems」と業務委託契約を交わし、BIMの現場活用の際に発生する、BIMモデルの入力・編集作業を外注することが可能となります。
 現在個別契約を交わしているBIMママは5名ですが、今後は社会的ニーズを取り込んで、家庭に埋もれた女性人材を順次、募集・発掘していきます。契約済の方々には建築知識とArchiCADの操作知識の増強を図るべく、定期的に研修会も実施しており、円滑にスキルアップできる環境が整備されています。
 鹿島においても女性総合職数(2014/7時点)は238名(技術系:184名、事務系:54名)おり、育児休業中においても就業できるチャンスとなり、優秀な女性人材を有効に活用できる受け皿として「BIM systems」が機能していくことになります。(※もちろん女性だけではなく、「定年退職者」や「ハンディキャッパー」にも範囲を拡げ、日本全体の労働力不足に寄与します。)

業務内容

建物3Dモデリング
3Dプレゼンテーション資料作成
3D施工シュミレーション
GDLオブジェクト作成
建築設計図・施工図作成
各種建築施工計画図作成
各種申請図作成